立佞武多(たちねぷた)・五所川原 | 八甲田山・ロープウェー | 青函連絡船・八甲田丸

八甲田山 ロープウェー 

 八甲田山というと、真っ先に思い出すの「八甲田山」(原作 新田次郎著八甲田山死の彷徨)という映画(1977年公開)だ。当時「天は我々を見放した」というセリフの場面を含んだ予告編が、テレビで何度も放映されていたのを思い出す。私はみていないのだが、大変話題を呼んだ映画と記憶している。
 映画は史実に基づいている。明治35年、日本陸軍のある部隊が雪中行軍の演習で遭難、210名中、199名が死亡するという痛ましい事故である。八甲田山は複数の山の総称で、最も高い山でも1580mで、特別高いというほどではない。しかし有数の豪雪地帯である。当時は大雪だけでなく暴風にも見まわれ、未曾有の寒気に取り巻かれていた。八甲田山におけるこの事件は、八甲田山の厳しい自然環境を私たちに思い起こさせる。
  立佞武多をみた翌日の予定は「八甲田山」(八甲田ロープウェー)と決めてあった。それで、朝早めに出発した。本日は大雨。青森の各地に大雨警報がでている。山道を通るので、まずたどり着くまでが心配である。そしてロープウェーが動いているか。・・・「動いたとしても、途中で止まらない?」そんなことを想像してしまった。しかし、せっかくだ。ロープウェーには乗りたい。
 雨は少しだけ小康状態になってきた。ロープウェー会社に電話をすると、運行するとのこと。躊躇なくそのまま向かった。

八甲田ロープウェー栞参照

 八甲田山とは、十和田八幡平国立公園の北部に横たわる連峰の総称で、主峰八甲田大岳を中心に、10余を数える山々から構成されています。いたるところに湿地帯がみられ、高山植物の宝庫となっているところから、春から秋にかけては登山客でにぎわいをみせます。八甲田山はまた雪にも恵まれ、樹氷はもちろんのこと、スキー場としても雄大なスケールを持っています。八甲田ロープウェーは年間を通して101人乗りの大きなゴンドラで、一気に※田茂萢岳の山頂にご案内いたします。
※田茂萢岳は1324m

101人乗りのゴンドラ
ガイドさんが同乗して
説明してくれた。
山麓駅を出発。
かなり雨が降っている。 かなり霞んできた。
怖い。先のロープが見えない。 白黒の世界。
山頂公園駅に到着。 展望室より。視界極めて悪し。
散策をあきらめて帰ります。 これは何でしょう?
つり革です。スキー等で手袋をしている
方のために、持ちやすくしています。
 山麓駅(発車駅)での気温は20℃である。そして山頂公園駅(山頂)では18℃であった。山頂は激しい雨。視界は極めて悪い。山頂の最もすばらしいとされる散策コースを楽しむことは、全く困難である。まあ、雨の山頂もそれなりいいと自分に言い聞かせた。


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