はかる...計量用語を知る

量を計ることは料理の基本の基本です。でも計量器を使う場合その使い方、また量を指し示す用語・言葉をはっきりと認識していなくてはいけません。また計量器を使わない場合にしても言葉の示す尺度があいまいでは何にもなりません。一度基本に戻って確認してみたいと思います。
ホームライフセミナー著  いまさら聞けない...「家事」基本の便利帳 青春出版社より
■計量カップ 計量スプーン
料理作りの第一歩は、分量をはかること。ちょっと面倒でも、慣れないうちはレシピ通りはかり、料理の味を覚えてから自分で加減するようにしたいもの。(私も含めて男性陣にはむずかしいことですが)そのためにも計量カップや計量スプーンは必需品。

ここでよく使われる表記と量の関係は
●料理の本のカップ一杯=200cc
●大さじ一杯=15cc
●小さじ一杯=5cc
(すべて計量カップや計量スプーンの容量が基本になっている)

砂糖や塩など粉状のものを計るときは、一度山盛りにし、スプーンの柄などで表面をこすって平らにします。この方法がすりきり。大さじ1/2 1/4 などは、すりきりにした状態から、余分な分量を払い落とせばいい
■計量用語の疑問
料理の本には、数字だけでなく、「少々」「ひとつまみ」などあいまいな表現が多いものです。私も実際その定義を知りません。そこでちょっとその用語を説明したく思います。

●少々=親指と人差し指の2本の指先で軽くつまんだ量
●ひとつまみ=親指 人差し指 中指の3本の指先で軽くつまんだ量。
●ひたひた=表面が少し見える程度の水の量。
●かぶるくらい=「ひたひた」より少し多く材料の表面がおおわれる程度の水の量。
●たっぷりの水=材料の倍以上の量。
●正味=魚なら頭や内臓を除いた量。野菜なら皮や種を除いた量のこと。
●中1個=ジャガイモ 玉ネギ トマトなど球形のものの場合、握りこぶし大の大きさが目安。

■弊社で展示している計量商品

計量器がきちっと整理されていますので、下記を参考にして下さい。
▲ケーキ パン お菓子作りに活躍する道具達リンク集