繊細な鋳肌と重厚な味わいのある着色が特徴の南部鉄器は
「みちのくの小京都」盛岡の
歴史と自然が長い時間をかけて作りあげた
盛岡が誇る伝統工芸品です。
その歴史は古く
今から約400年前の江戸寛永時代より
文化に造詣の深い代々の南部藩主に保護育成され
そして今日まで南部鉄器の本場としてその名を知られています。
岩鋳は明治35年の創業以来
伝統の技を守り継承する南部鉄器のトップメーカーとして
年間100万点にものぼる鉄器を皆様にお届けしています。
伝統の技術の保存指定を受けた
「焼型法」による鉄瓶・茶の湯釜・花瓶の製造から
近代設備工場での「生型法」による鍋・置物・装飾品の製造まで
その種類は1800点にも及んでいます。
岩鋳は伝統工芸品としての命を守り伝えながら
時代が求める新しい伝統の創造にも取り組んでいます。
技術の改良と斬新なデザインの開発により生み出された
多種多様な南部鉄器製品は、国内だけでなく
欧米など海外へも輸出され
愛用されています。

時代が変わっても色あせない
伝統に磨かれながらも常に生活の中に溶け込み生きてきた
南部鉄器の味わいと温もりに触れて使って
その良さを感じてみてください。
岩鋳は今後もよりよい製品をお届けするため
技術の向上に努めてまいりますので
末永く一層のご愛顧を賜りますよう
よろしくお願い申し上げます。



▲南部鉄器・案内板