ジンギスカンとは/ジンギスカン鍋とは/今、女性に大人気のジンギスカン


提供 岩鋳・淺沼里沙子 
ジンギスカンとは
 羊の肉を焼いて食べる料理です。
 羊はどの宗教でも食べることを禁じられていない為、牛や豚よりも世界的に飼育され、広く食べられている食肉です。
 羊肉は成長段階でラム(子羊の肉)とマトン(生育した羊肉)に分けられます。マトン肉は香りが強くて苦手とする方もおいでのようですが、ラム肉はやわらかく、くせが無い肉として人気があります。今流行のジンギスカンはラム肉を使用しているところが多いようです。


ジンギスカン鍋とは
 その昔、モンゴルのジンギスカン軍は羊を連れて行軍しました。そして、その時、肉を焼くのに鉄のヘルメットを鉄板の代わりに使用したという説があります。その名残で今でもヘルメット型(真ん中が少し高い形状)をしています。肉の余分な油がほどよく抜け、その旨みたっぷりの油は溝にそって下部に流れます。そこで野菜と相まって、野菜をことさら美味しく炒めます。なんとも合理的な鍋ですね。


今、女性に大人気のジンギスカン
●ダイエット効果!?
 羊肉には摂取すると体脂肪を燃焼させる効果のある「カルニチン」という物質が多く含まれています。動物のタンパク質に多く含まれている物質ですが、その量は牛や豚に比べてもダントツ。羊肉を上手に取り入れれば、ダイエットにも効果的。

●高い栄養価
 羊肉にはタンパク質やビタミン(ビタミンAやビタミンB群)、そして亜鉛や鉄分も多く含まれています。パーフェクトミートとも呼ばれ、栄養価の高い食材です。

●低コレステロール
 羊肉はコレステロールが他の食肉よりも少なく、またコレステロール値を下げる効果のある不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。

●漢方効果
 漢方では体を温める作用があるといわれている羊肉。モンゴルでは冬の貴重なビタミン源としても食べられてきたようです。



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